予防は“最大の治療”です
「歯医者は歯が痛くなったら行くところ」――そんなふうに思っていませんか? それももちろん大切ですが、もっと大切なことは「痛くならないように予防すること」です。むし歯や歯周病は治療をすれば痛みなどの症状を取り除くことができます。しかし、治療によって多かれ少なかれ身体に負担をかけてしまうことは事実です。そうならないため、市川市の歯医者「みやじま歯科」では予防に重点を置いています。
あらかじめむし歯や歯周病のリスクを把握し、ご自身に合った的確な処置することで、身体への負担は最小限に抑えることができます。歯を末永く健康に保つため、ぜひ当院の予防処置をご活用ください。
予防の意識を持ちましょう
日本人は、歯の健康に対する意識が低いと言われています。その証拠に、「治療歴のある歯が一本もない成人」は、10%程度というデータがあります。歯科先進国であるスウェーデンの「約60%」という数値と比べれば、この数値が低いことは一目瞭然でしょう。
この差は日ごろの習慣にあります。スウェーデンでは、100%に近い子供が歯科医院で定期的なメインテナンスを受けており、歯を健康に保つ“土壌”ができているのです。当院では、こうした環境を地域のお子さまたちにご提供したいと考えています。歯科衛生士によるプロケアはもちろん、ご自宅でできる正しいブラッシングの指導も行っていますので、お気軽にご相談ください。
健康の鍵はメインテナンス
当院が予防に重点を置くのは、「歯をできるだけ削ることなく健康に保っていただきたい」と考えているから。そのために、むし歯や歯周病が重症化する前に発見し、対処することが欠かせません。
上の図のように、治療直後は良好な状態でも、少しずつ口腔内環境は悪くなっていきます。よい状態を維持するには定期的にメインテナンスをし、健康な状態に戻す必要があるのです。そのため、当院では3~4ヶ月に1度の定期検診をオススメしています。生涯にわたって笑顔あふれる暮らしをお送りいただくため、ぜひ積極的に定期検診をご利用ください。
毎日のデンタルケアから改善しましょう
スクラッピング法 | |
---|---|
スクラッピング法は多くの歯科医師が推奨しているブラッシング方法です。歯と歯ぐきに対してブラシを直角に当て、小刻みに磨きます。老若男女を問わず比較的簡単にマスターできるため、当院でもオススメしています。 |
バス法 | |
---|---|
バス法は、歯周病予防に効果的なブラッシング方法です。歯の付け根に対してブラシを45度の角度で当て、小刻みに磨きます。歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)のプラーク(歯垢)の除去に効果的なのはもちろん、適度な振動が歯ぐきに刺激を与えるため、マッサージ効果も期待でき、健康な歯ぐきをつくります。 |
デンタルフロス | |
---|---|
デンタルフロスは合成繊維などでできた細い糸で、ブラッシングで除去しきれない歯間のプラークや食べかすを取り除くために用います。指に直接糸を巻き付けて使用するタイプと、ホルダー付きのものがあります。ブラッシングと併用することで、予防効果が高まります。 |
歯間ブラシ | |
---|---|
歯周病が進行して歯間が大きく広がってしまった場合や、連結した被せ物をしている歯の間の汚れを落とす場合などには歯間ブラシを使います。歯間ブラシにはいくつかのサイズがあります。小さすぎると十分にプラークが除去できなかったり、大きすぎると歯ぐきを傷めたりしてしまうため、隙間の大きさに合わせて適切なサイズのものを選びましょう。 |